UbuntuからiPhoneに音楽/動画を転送、「gtkpod」でプレイリストも編集して再生 « LiberOS | Viva! Ubuntu!!
Ubuntuが稼働するパソコンにiPhoneをUSBケーブルで接続すると、写真はF-spotで、Ubuntu 10.04からは、音楽もRhythmboxで開いて聞くことができるようになり、Ubuntu側からiPhoneへ音楽の転送も可能になっています。
さらに、「gtkpod」なら、プレイリストの新規作成、編集、音楽はもちろん、動画も転送して再生できるようになります!
(1)下準備
Synapicパッケージマネージャまたは「Ubuntu ソフトウェアセンター」から「gtkpod」を検索し、インストールしておきます。
iPhoneをUbuntuパソコンにUSBケーブルで接続し、デスクトップにアイコンが表示されている、すなわち「マウント」されている状態で、ホームディレクトリをファイルブラウザで開きます。
「表示」>「隠しファイルを表示する」にチェック。「.gvfs」フォルダを開きます。
「xxxxの iPhone」というフォルダが現れていたらOK!そこがiPhoneのマウントポイントになります。
(2)gtkpodでiPhoneを管理できるようにする設定手順
「アプリケーション」>「サウンドとビデオ」から「gtkpod」を起動
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「編集」>「Repository/iPod Options」を開きます。
現れた画面で「Add new repository/iPod…」をクリック。
「Repository name:」に自分の好きな名称を。「iPod mountpoint:」に、事前に調べておいたマウントポイントを入力します。
gtkpodのメイン画面のプレイリスト欄に新たな表記が加わっています。
この状態で、「iPodから読み込み」をクリック。
すると、iPhoneの中のiPodで管理している音楽、動画コンテンツがリストに現れます。
xmmsが入っていれば、この状態で楽曲をクリックすれば再生できますが、動画も再生できるようにするには次の方法で可能です。
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(3)音楽だけでなく、動画も直接再生可能にする設定
動画も再生できるようにするには、「編集」>「設定」を開き、「Music」タブで「Commands…」をクリック。
「Command for "Play now" のところのxmmsをvlcやtotem などに書き換えれば音楽だけでなく、動画も再生可能になります。
楽曲リスト上で右クリックすれば、Ubuntu側へのコピーなど、様々なアクションが取れます。
(4)プレイリストの作成と管理
「新規プレイリスト」を選び、プレイリストの名称をつけます。
出来上がったプレイリストは空欄の状態ですが、そこに、追加したい楽曲ファイルをドラッグ&ドロップします。この要領で、既存のプレイリストに追加していくことも可能です。
"グラフィックカードを表示する方法"
iPhoneに対応した形式へ動画ファイルをUbuntu上で変換する方法は、以下の記事をご参照ください。
(5)同期処理
以上の段階では、iPhoneに変更は反映されていません。
最後に一気に「変更を保存」をクリックして変更を反映させます。
進捗状況がグラフで表示されます。
Ubuntu側の転送が終わったあとで、iPhone側でライブラリのアップデートが行われるのでしばらく待ちます。
先程作成した新しいプレイリストが反映されています。
iPadでも同様の手順で転送が出来ているそうで、ますます日本での発売が待ち遠しいです!!
さて、これらを可能にしているのは、前にもレポートしたライブラリー群。
Ubuntuマークがついている通り、Ubuntu公認のパッケージです。バージョンはまだ0.9.7ですが、プロジェクトではすでに1.0.0をリリース済み。
これにより、iPhone/iPadのアイコンの並び替えなどもできるようになるようで、時期iPhone OS 4.0をも視野に入れて、完全制覇を(?!)目指しているようです。
いやぁ、楽しみです!!
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